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なぜ牛乳が駄目なのか5 腰痛でも超短波治療で回復

カテゴリー : 予防医学(2014.2.22)

さてカルシウムというと必ず吸収にビタミンDが必要だから摂取または日光浴をして体内で生成しようという言葉が出ます。
確かにビタミンDは必要なんですが、問題は腎臓で活性型ビタミンDに変換しないといけないところです。

ビタミンDはカルシウムの吸収や排出、免疫系、などの調節の役目をするのですが、腎臓の働きが弱くなるとこれが弱まるのでカルシウムの働きにも重大な問題が出ます。

活性型ビタミンDは血中カルシウム濃度が上がると機能が弱まり、薄くなると強まるという性質があります。

ここで甲状腺ホルモンとは厳密には言えませんがカルシトニンと副甲状腺のパラトルモンというホルモンも出てきます。
パラトルモンは血中カルシウム濃度を高め、カルシトニンは逆です。

つまりパラトルモンが強く働くと活性型ビタミンDは作用が弱くなるとも言えますよね。

さらに言うと動物性たんぱくを多量に摂取して、血液が酸性化すると弱アルカリ性ph7,4±0.05に戻そうとカルシウムを使用するので骨からカルシウムを溶かして血中カルシウム濃度を高めようとします。
そうすると血液が酸性になった時に活性型ビタミンDは抑制され、血中カルシウム濃度が高まり、活性型ビタミンDに変換、機能低下を招いたら骨が弱くなるのは当たり前です。

その両方のリスクを上げるのは高カルシウムで動物性たんぱく豊富な牛乳です。

続きます。

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