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成長ホルモン異常について ダイエットにも体幹トレーニング

カテゴリー : 予防医学(2014.3.22)

今回からはホルモン異常について書きます。
最初に成長ホルモン異常について簡単に書きます。

皆さんは巨人症というのをご存知でしょうか?
これは脳下垂体に良性の腫瘍が出来るものです。
それにより成長ホルモンが亢進した状態です。
ジャイアント馬場さんで有名になった病気ですが、別名アクロメガリーとも言われています。
成長期に発症した場合その名の通り四肢が長くなり、背も顔もデカくなります。
一見良いように聞こえますが、骨折しやすくなったり糖尿病、高血圧、頭痛、激しいいびき、睡眠時無呼吸症候群、視野狭窄など様々症状が出ます。
何より死亡リスクが2倍に増えるとも言われています。
実は成長期を過ぎた大人にも発症することがあります。
その場合末端肥大症もしくは先端肥大症と言われます。
大人になって急激に顔つきが変わる、顔が長くなる、疲れやすくなる、血糖値が高くなる、視野狭窄など巨人症の症状が現れたら注意が必要です。
早急に医療機関で検査をお勧めします。

そして成長ホルモンが減少したものを小人症(こびとしょう)または朱儒症とも言われています。
今回は成長ホルモン分泌不全の小人症を紹介します。

症状としては低血糖(巨人症とは逆)があり、まれに甲状腺機能低下症、副腎機能低下症、性腺機能低下症、尿崩症など様々あります。

どちらにしてもこちらも専門医に任せるべきですね。

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