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ファスティング5 断食道場ラマ接骨院

カテゴリー : 予防医学(2013.7.3)

今回はファスティングにおける解毒能力の改善についてです。
人間には元々解毒能力があるのですが、有害ミネラルや農薬、排気ガスや
消毒された水など様々な人間に害となるものを取り込むうちに解毒能力が
弱くなります。
例えば金属に結合する「メタロチオネイン」は水銀やヒ素などを無毒化する
ために働くたんぱく質です。
この金属に結合する現象をキレートと呼ぶらしいのですが、有害ミネラルの
無毒化にはキレートが必要なわけです。
ところがメタロチオネインには必須ミネラルの運搬という重要な役目もあるのです。
つまり体内に有害物質が溜まり過ぎるとそちらを優先してミネラルの運搬が
出来なくなるのです。
またメタロチオネインの合成にはマグネシウム、亜鉛、ビタミンB6が必要で
これらが不足すると解毒能力も下がるわけです。
水銀の排出にセレンが役に立つのは有名ですが、亜鉛はカドミニウムや鉛と
拮抗するためにそれらを排出してくれます。
今話題の内部被爆についても同じことが言えます。
問題となるのはミネラルと同じような構造のため体内に取り込まれ、活性酸素を
多くだし、身体を酸化させることです。
逆に言えば必要なミネラル分さえしっかり補充されていればたとえ体内に取り
込まれようとも排出されるわけです。
ここでもミネラルの大切さが分かりますね。
次回に続きます。

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