Home » 予防医学 » 貧血の種類4 溶血性貧血

貧血の種類4 溶血性貧血

カテゴリー : 予防医学(2014.12.27)

溶血性貧血

今回は溶血性の貧血です。
そもそも溶血とは何か?というと赤血球の細胞膜が何らかの原因で破れヘモグロビンが細胞膜外に漏れ出てしまうことを言います。
詳しく書くと分かりづらくなるので省きますが、脾臓や肝臓などで古くなった赤血球は分解されますが、そのスピードが速過ぎたり、ウイルスが作ったタンパク質で溶血もしますし、抗体などの免疫作用によるものもあるとされています。
赤血球は120日の寿命がありますが、脾臓に壊されるのが速すぎて産生が追いつかなくなったりすれば当然にヘモグロビンの量も減るのでふらついたり、疲れやすくなったり、息切れしたりもします。
実はマラソン選手のように足底に衝撃が常に加わる方も物理的要因により赤血球の細胞膜を痛め、溶血するので注意が必要です。
あとはビタミンEの不足により抗酸化作用が少なくなり、活性酸素が多くなると当然過酸化脂質化し、脾臓にダメージを与え溶血もするのです。
つまりコンディショニングに栄養を考えないアスリートは話にもなりません。
もちろん一般の方も同じです。
それを食事で摂取するのは現実的ではありません。
だからこそサプリメントを上手く使ってください。

comment closed

最近のコメント