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カルシウムについて

カテゴリー : 予防医学(2015.2.19)

カルシウムについて

今回はカルシウムについて書きます。
有名なミネラルですよね?
しかし摂取の仕方が間違えれば害になります。
それを説明する前にカルシウムの役目を大まかに書きます。

1 骨や歯を形成する
2 神経伝達に関わる
3 筋肉の収縮に関わる
4 血液凝固に関与
など
さてここで問題になるのはカルシウムはマグネシウムとペアでないと意味が無いどころか害になるということです。
例えばカルシウムの過剰摂取は骨や歯を弱くします。
それについて血中カルシウム濃度が高くなれば調節されることから分かります。
カルシウムを骨として定着させるにはマグネシウムが必要です。
そのバランスを乱せばどうなるかといことです。
次にカルシウムは神経の伝達に関わるわけですが、それも過剰であれば伝達がおかしくなります。
さらに筋肉の収縮ですが、カルシウムは収縮する際にミオシンとアクチンに関わります。
それを回収するのがマグネシウムです。
これまたマグネシウムが無いと単なる害です。
マグネシウムはカルシウムが増えれば増えるほど消費されます。
カルシウム過多、マグネシウム不足で、筋肉は収縮しっぱなしで痙攣します。
ここで問題です。
心臓にも筋肉はあるでしょうか?
実はあります。
心筋と言います。
それがカルシウム過多、マグネシウム不足で痙攣したらどうでしょう?
心臓に異常が出ますよね?

血液凝固は皆さんご存知である血液が固まるかどうかです。
カルシウムの摂取はとても慎重にしなくてならないのです。

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