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プロテイン・・・アミノ酸にならなきゃただの毒

カテゴリー : 予防医学(2013.6.21)

患者様に良くプロテインを摂取した方が良いかどうかを聞かれますが、ケースバイケースです。
どういうことかというとプロテインというのはたんぱく質なんですが、たんぱく質は体内でペプチドかアミノ酸に
変換しないとただの毒になるのです。
スポーツ選手などの場合私はトレーニング後30分以内にアミノ酸を摂取することを薦めます。
その理由は一番吸収の良いゴールデンタイムだからです。
なぜたんぱく質ではなくアミノ酸かというとたんぱく質を変換するときに人間は相当のエネルギーと負担が掛かります。
それを最小単位であるアミノ酸の状態で摂取することで負担が減るのです。
当然吸収率も違います。
では一般の方はどうでしょう?
運動をされてないのであれば動物性たんぱくは避けて植物性たんぱくを中心に摂取すべきです。
その理由として動物たんぱくは血液を酸性に傾けてそれを中和しようと脱灰を起こし、骨を弱くするからです。
しかしながらたんぱく質は人間の体を構成する栄養素の大きな部分を占めるものですから植物性たんぱくは必要だからです。
皮膚や細胞、筋肉など様々な構成に必要です。
ということで一般の方はわざわざ市販プロテインを買わなくても良いですが=たんぱく質が必要ではないということではないのです。

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