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アスリート用トレーニングとは

カテゴリー : 予防医学(2017.2.1)

最近お子さんが部活動やクラブチームに所属している親御さんからの問い合わせが増えているので少し書きます。

例えばお子さんがゴルフをされている方で問い合わせを受けてた時のお話ですが、スランプになって練習をしても良い結果が出ないのでどうすれば良いかという質問に対して私はいくつか質問をします。

1 練習時間

2 練習環境

3 食事時間及び睡眠時間

4 食事内容

5 練習内容

です。

練習時間と言うのは長すぎないのか、短すぎないのかということです。
短すぎるのは論外ですが、長すぎるというのも問題です。
人間は集中力が1時間30分くらいが限界と言われています。
つまり効率的に出来るのはストレッチなど合わせても2時間くらいと言ったところでしょう。
それを何百球も打っている時点でアウトです。

次に練習環境です。
これは良いコーチ、トレーナー、練習場所、親のサポートが出来ているかどうかです。
意外と見逃しがちなのが親のサポートです。
この親のサポートというのはお金を出していれば良いというわけではなくメンタル面も含めたサポート・・・・つまり親の覚悟が必要なわけです。
決めるのは子供だから子供に任せる。
とても都合の良い言葉で聞き心地よい言葉ですね。
しかし子供と言うのは自分で決めるというのは意外と難しいものです。
ある程度の道筋は親が関わっているべきです。
自分が後から子供に言われるのが嫌だというのは単なる逃げです。
それならば最初から関わるべきではありませんし、何も期待すべきでもありません。
それだけ上に行く子供を育てるのは覚悟が必要なのです。

3,4の食事時間、睡眠時間、食事内容に関しては以前からラマ接骨院のHPで紹介しているので省略します。

最後に練習内容ですが、これが一番の落とし穴でそのスポーツだけをやればよいというのが最悪です。
優れたアスリートはどんなスポーツでもソツなくこなし一流以上になれます。
それはフィジカルの全体その物が高い位置にあるからです。
つまり様々なスポーツを経験し筋肉を幅広く使うことは本業のスポーツにも使えるのです。

以上の事をゴルフの子及び親御さんに説明し現在実践して頂いていますが、1か月で200ヤードだったものが230ヤードまで飛ばせるようになりスコアも80を切るようになってきました。

これからが楽しみです(^^♪

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