活動電位の伝導とシナプス伝達の違い
カテゴリー : 予防医学(2014.4.18)
活動電位の伝導とシナプス伝達の違い
学生さんも見ているラマ接骨院のホームページなので学生さんが良く分からないという話を毎年聞く活動電位の伝導とシナプス伝達の違いについて書きます。
伝導
①両側性、つまり両方向に命令が行く
②絶縁性、つまり他の神経線維には興奮(命令)が行かない
③不減衰性、つまり興奮の力が一定で小さくならない
伝達
①一方向性、命令は一方向に流れる
②易疲労、シナプス間で伝達をするたびに力は弱まる。
③シナプス遅延、0.5msec以上シナプスの通過掛かる、つまり遅い
④薬物の影響を受けやすい
⑤酸素不足の影響を受ける
⑥シナプスは繰り返し使われることで強化される(学習の記憶はこれのこと)
まとめると伝導は速くて力は弱まらず、両方向に流れ、伝達は遅く一方向にしか流れず、様々な影響を受けやすいが、繰り返すことにより強くなるということです。
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