糖化に対抗3 体幹トレーニング専門治療院栃木県宇都宮ラマ接骨院(整骨院)
脂質が酸化してダメージを受けた状態を過酸化脂質、たんぱく質が糖化ダメージを受けると終末糖化産物(AGE)という物質に変化をします。
これまでは酸化によるアンチエイジングばかり言われてきましたが、酸化と糖化が同時に起こり炎症や痛みなどに間接的に
関わることが分かってきた現在は両方を同時に抑える必要性が言われています。
つまりアンチエイジングとアンチAGEが大切なんです。
さて先日は糖化に対抗するには糖代謝が必要と書きましたが、本来は低AGEにするのが一番なんです。
活性酸素や過酸化脂質によってAGEの生成は促進されるのですが、細胞膜にはAGEの認識する受容体があってそれとAGEが結合するとアルツハイマーや糖尿病、動脈硬化が誘発されると考えられていますが、現在の所ははっきりとメカニズムが分かっていません。
低AGEを実現するには食べ物などからのAGEを如何に少なくすることが大切です。
食品に含まれるAGEの1割は腸で吸収されます。味噌や醤油など発酵、熟成されたものは茶色や黒っぽいのはAGEが生成されているからです。
じゃあ味噌や醤油などは危険なのか?
それほど気にする必要はありません。
そもそもそれの数百倍のAGEが入っているスナック菓子や袋詰めされている物を現在の我々は平気で食べています。
むしろこちらを控えるべきです。
AGEは調理方法でも大きく生成される量が違います。
高温ほど生成されるので煮る、ゆでるよりは焼く、揚げるなどのほうが多く生成されます。
つまり焼いたもの、揚げたものよりは煮る、ゆでる物のほうが健康には良いのです。
皆さんも調理方法を工夫することで害を減らせますので参考にしてください。
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