臨床医薬2000-16:1363にて次の実験がされました。
70~85才
血圧 上 150~180 下 90~100
対象者329人半数を薬を飲ませる、半数をプラセボ群
期間2年
結果
死亡者 薬群 1名 プラセボ群 1名
脳梗塞の発症者 プラセボ群 5名 薬群 8名
なんと薬を飲んでいた方が脳梗塞の多かったのです!!!
しかも・・・
ガンの発症者数
プラセボ群 2名 薬群 9名
なんと!!4.5倍に!!!!
これが意味するのはある種の降圧剤に発がん性があるという事実です!!
では今度全員に降圧剤を飲ませますが緩め投薬とキッチリ指針通りに下げる群ならどうなったか?
65~85才
血圧 上 160以上
対象者4000人半数を薬を飲ませキッチリ指針通りに下げる群は140未満、緩め投薬140~160に
期間2年
さて結果というと・・・
死亡者 緩め投薬群 42名 キッチリ指針通りに下げる群 54名
なんと30%も死亡者が増えてしまいました!!!(HypertensRes 2008.31:2115より)
つまり日本では降圧剤のせいにより死ななくて良い方2万人余計に死亡しているということです!!
しかもこれを研究したのは「日本高血圧学会」ですよ!!
血圧の「基準値」や「降圧目標値」を決めるいわゆる専門家ですよ!!
自分達が研究した結果を無視して今に至るわけです。
つまり人が死んでも儲かれば良いという意思があるとしか思えない行動ではありますね。