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また筋肉増強剤について

カテゴリー : 予防医学(2015.5.2)

筋肉増強剤

またジム生の方から筋肉増強剤について質問があったので書きます。

その前にラマ院長はボディービルダー以外のアスリートの筋肉増強剤の使用を反対します。

その理由として副作用があまりにも多いからです。
副作用は様々な薬を併用することである程度抑えることが出来ますが、あくまである程度です。

さて副作用の典型例を書きます。

1 毛穴が開くことにより雑菌が入りやすくなり風邪や感染症を罹患しやすい

2 熱が内部に溜まりやすくなるので大量の汗をかく

3 男性は女性化乳房になることがある

4 心臓膜が薄くなるので心臓病になる

5 腫瘍が出来やすくなる

6 女性はテストステロンの影響で狂暴になる
などまだまだたくさんあります。

上記の物は有名なアナボリックステロイドを例にしましたが、アンドロステジオンやアナドロールも同じです。

筋肉増強剤が筋肉を増やすシステムというのは簡単に言うとテストステロン(男性ホルモン)の投入です。

人間は筋トレをすると筋肉合成の受容体が増えます。

その受容体とホルモンがくっつくことにより筋肉が作られるわけです。

しかし受容体が増えてもホルモンの分泌量というのは限界があります。

それが筋肥大の限界となります。

そこで足りないホルモンを補うのがアナボリックステロイドに代表される筋肉増強剤です。

筋トレをすればするほど受容体が増えるわけですからホルモンを身体に入れればその分だけ筋肉が増えますよね?

これが筋肉増強剤の正体です。

最悪死に至る副作用がありますが、パフォーマンスアップはします。

それでもやりますか?

ちなみにモテるジム様で指導している方法は増強剤に頼らなくても筋肉ではなくアスリートに必要な筋力を鍛える方法です。

アスリートなら筋力アップをオススメします。

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