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ホルモンについて3 長年の肩こり解消に超短波療法

カテゴリー : 予防医学(2014.3.5)

さて今日は下垂体前葉ホルモンについて書きます。
下垂体前葉は視床下部から命令ホルモンを受けてレセプター(受容体)に向けて命令を出す中間管理職です。

①成長ホルモン(GH)
骨端軟骨形成を促進し身長を伸ばす、筋肉を作るタンパク質を取り込みの合成促進、肝臓のグリコーゲンを分解し血糖値を上げインスリンを抑制し血糖値を一定値まで上昇、脂質やたんぱく質、糖質の代謝促進等、エネルギー不足時の体脂肪から遊離脂肪酸という形でエネルギーに変える(脂肪を燃やすということ)
②甲状腺刺激ホルモン(TSH)
甲状腺の成長と分泌量の促進
③黄体形成ホルモン(LH)
男女とも性腺を刺激し、男性ならテストステロン、女性ならエストロゲン、プロゲステロンの分泌促進。
また排卵誘発、黄体形成促進、アンドロゲン分泌促進。
④卵胞刺激ホルモン(FSH)
卵胞の発育に関与、精子形成促進
⑤プロラクチン(PRL)
母性のホルモン、乳汁の分泌、乳腺の発達、乳汁合成に関与。
また免疫応答、血管を新しく作ること、水を引っ張る力である浸透圧の調整、男性の射精後の性欲減退にも関与している。
⑥副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)
副腎皮質の成長とホルモン分泌の促進。

なお黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンは性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)とも言われる。
続きます。

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