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牛乳を飲まない生活5

カテゴリー : 予防医学(2013.6.19)

今回はマグネシウムについて少しお話します。
以前カルシウムとマグネシウムはバランスを取っていてどちらが多くても駄目だというお話をしました。
しかし最近ではマグネシウム不足が大きな問題となっているのです。
以下がマグネシウム不足の原因の一部です。
問題点
1 欧米型食生活にはマグネシウムが少ないことです。
2 農薬により土壌が痩せ農作物自体に栄養が少ない。
3 白米などに精製される時に胚芽を取ってしまうのでマグネシウムも減少。
4 ストレスに対抗するため出すホルモンを生成する際に大量消費

カルシウムとマグネシウムは拮抗作用があります。
筋肉や血管の収縮、弛緩にも関係しているので二つのミネラルバランスの重要性は分かるかと思います。
ちなみにカルシウムは収縮、マグネシウムは弛緩と大まかに今回は覚えていきましょう。

さて肝心のカルシウムとマグネシウムのバランスですが、カルシウム2に対してマグネシウム1が理想です。
残念なことにこのバランスは現在大きく崩れています。
それが原因の心臓発作が増えています。
何故か?心臓には心筋という筋肉があります。
マグネシウム不足により筋肉が弛緩しにくくなり痙攣を起こしやすくなっているのです。
実際に心臓発作で無くなった患者さんのカルシウムとマグネシウムのバランスは大きく崩れていたということが分かっています。
今回は牛乳の話しに直接関係が無い様に見えますが実は大有りです。
詳しくは次回に

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