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活性酸素の悪いところ2

カテゴリー : 予防医学(2013.6.10)

前回激しい運動で活性酸素が出るとお話しましたが、皆さんはお気付きでしょうか?
スポーツをすると健康になる・・・・違いますよね?そうです!!活性酸素に対する処置をしないと健康に良いどころか害になるということです。
この対処法については次回にお話しするとしてストレスによっても活性酸素は生じるのです。
これはストレスにより血管が収縮されて一時的に血流が遮断されます(虚血)。
次にストレスが緩和されると血管が弛緩し、血流が再開されます(再灌流)。その時に活性酸素が出るわけです。
活性酸素はウィルスや細菌をやっつける際にも活躍するとお話しましたよね?人間は細菌やウィルスは血流に乗って移動します。
そうするとまずいので血流を遮断します。そして白血球を向かわせ倒すわけです。当然そのときは血流を再開します。気付きましたか??虚血と再灌流状態ですよね?白血球はこの状態を異常事態と判断して血管壁に集まって活性酸素を出すんです。
そして正常な細胞も壊されるわけです。
これは正座でも同じ状態なのでラマ接骨院は正座は出来る限り止めるようにアドバイスします。実は胃潰瘍や十二指腸潰瘍などもこの理屈で説明が出来るんです。
ストレスにより血管が収縮して緩和されると拡張する・・・その時に活性酸素が出る・・・胃や小腸、大腸などにダメージがでる・・・同じだと思いませんか?
私たちの生活で大切なのはいかに活性酸素を出さないかなのですが、そんな事いってもストレス社会では無理と思います。
ということで次回は抗酸化作用についてお話します。

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